初めてのDAP〜デジタル・オーディオ・プレーヤー物語
後編=メリット・デメリット at 2005 03/22 22:06
随分大袈裟な箱に入って届きましたが、中は商品パッケージをエアキャップで一巻きしただけでスカスカ。一応精密機器ですから、簡素すぎる梱包には唖然としました。
配送中に丁寧に取り扱われたとしても、相当揺さ振られたと思われるからです。多少不安でしたが、何の問題もなく作動しました。
本体そのものに対する第一印象は前回書いた通りですが、パッケージや付属品にも従来のオーディオ製品には無い簡略さがあって、
「たったこれだけ?」という何か損をしたような気分になりました(笑)。特に取扱説明書。余りにも簡潔すぎる説明に、
具体的な操作方法がなかなか理解できず、少々苦労しました。PCの基本操作に慣れているのを前提とした記述は、家電製品の懇切丁寧な図解入り説明書に
比べると、かなり不親切です。実は、もう少し詳しい説明や保証書の類は、付属のCR-ROMに収録されていたのです。
仕事でPCを使うようになった20代の頃、初めて触れたPCに戸惑いよりも好奇心が勝っていたのを今も覚えています。
ところが、40代になって初めて手にした携帯電話の多機能ぶりに大いに困惑したように、
小型軽量でシンプルがウリのオーディオ機器にまで戸惑ってしまうようになったとは、何とも情けない限りです。
さて、実際に3週間ほどアレコレ使ってみて、イロイロと良し悪しが見えてきたので、以下に列記します。
(デメリットの大半は、メーカー・サイトの製品情報やネット通販サイトのレビューで指摘されていたことです。)
<メリット> 1.とにかく小型軽量でかさ張らない (本体だけならTシャツの胸ポケットだってOK)
2.単4アルカリ電池で再生だけなら10時間以上使える (週5日出勤なら1日2時間の使用でラクラク1週間もつ)
3.PCからMP3やWMAの転送するのが、USB1.0接続でも結構早い(?) (60分程度のCDアルバムで大体1分半〜2分弱)
4.付属のソフトウェアを使わなくても、Windowsのエクスプローラーでドラッグ&ドロップによる転送が可能。
5.付属のイヤフォン・コードにリモコンは無いが、付属のネックストラップで首から提げれば、いわば本体が他のオーディオ機器のリモコンみたいなもの
6.一般的なオーディオ機器を介せば、CCCDからでも直接録音(ダイレクト・エンコーディング)できる
7.MuVoで録音したものをPC等の記憶媒体へ退避できる
<デメリット> 1.電池代がかかる(充電池の使用は非推奨) 2.イヤフォンが私の耳にピッタリ(=一般的な日本人には大き過ぎる)
3.首から提げた場合、イヤフォン・コードが長すぎる 4.ダイレクト・エンコーディング時の音量調整は出力側(再生機器)で行なう
5.シンクロ録音で自動分割されてしまった曲を結合する機能が無い 6.ID3タグ情報に対応しているのに、アーティスト名の表示ができない
7.再生モードに「フォルダ(アルバム)単位での1回再生」が無い(ノーマル再生だとフォルダ順に全体を1回再生して止まり、シャッフル再生ならフォルダ内の全曲を1回ずつ再生して止まるのにねぇ〜)
8.FMラジオとしての感度は悪い(FM放送ならではの高音質も台無し) 9.未確認ですが、どうやらプレイリスト・ファイルによる選曲再生はできないみたい
10.私は不便を感じていませんが、PCのUSBポートに直接挿せないのを不便に感じる人も居ることでしょう
メリットともデメリットとも決め難いこととして、スクローラー(ジョグ・ダイヤル)の操作性があります。要は慣れの問題ですが、
メニュー項目の配列・階層構造を体得してしまえば、イチイチ目視しながら操作しなくても済むようになるでしょう。そうなれば、
ポケットに入れたまま操作することだってアリですよね?ただし、そうなるまでには相当の訓練を要するのは必至です。加齢と共に
新しいものに馴染むのに時間がかかるようになってきましたから(苦笑)。こうなると、もう使う側の問題ですね。
<おわり>
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